初めての方でも90分の体験講座で簡単に世界で一つのオリジナルリングが作れます。
ミツローの『ひき目』で美しいラインが光るリングを作ってみましょう!
きめの細かい樹脂粘土のような、温かく粘性のある飴細工のような、
天然素材のミツバチの巣から採れる蜜蝋を材料にしてリングの形を作り上げます。

ミツローが温かい間は割と自由に動かせます。
『ひき目』がでたミツローをサイズ棒などに巻き付ければリング状の形態が完成します。
(上画像参照)
ミツローは温めると柔らかくなり、手のひらで容易に伸ばせるようになります。
その特性をいかしミツローを紐状に伸ばします。
その時ミツローに繊細な線状の起伏生まれ、それを『ひき目』と呼んでいます。
(下画像参照)

ミツローのひき目リング制作に必要な材料・工具リスト
ミツロー(松ヤニとまぜ合わせたもの)
リングサイズ棒
ミツローを温める容器(耐熱ガラス容器やステンレスバットなどがおすすめ)
クッキングシート(容器とミツローの粘着を予防できます)
お湯
保温装置(フードウォーマーやマグカップウォーマーなど)
温度計
ミツローを冷ます容器
冷水
はさみ(先端が細くて薄いものが使いやすいです)
タオルなど
ミツローで指輪を作る工程
①ミツローを作りたい作品のサイズに小分けにします
②ミツローを温める容器にクッキングシートを敷き、45℃くらいのお湯を入れます。
容器を保温装置の上に置き、温度計をお湯の中に入れます。
その中にミツローを入れ、柔らかくなるまでじっくりと温めます。
お湯が45度以上になるとミツローが柔らかくなりすぎるので、温度が上がりすぎないよ
う注意しましょう。
③温めて柔らかくなったミツローを手に取りタオルで水気をとります。
④ミツローを指を使って練ります、この時なるべく時間をかけず空気が入らないよう注意し
ながら練りましょう。
⑤大体ミツローが均一の柔らかさになったら、手のひらをつかって棒状に伸ばします。
2回ほど折りたたんで棒状に伸ばすとより『ひき目』が際立ちます
⑥両手の親指と人差し指でミツローをもち、ゆっくりと伸ばしていきます
⑦好みの太さ、厚みに伸ばし『ひき目』ができたら、サイズ棒に巻き付け自分の指のサイズ
にあわせます
⑧余分な部分をはさみで切り、サイズ棒からリング状になったミツローを外します
⑨冷たい水を張った容器にできあがったミツローを入れ固化します
⑩ミツローの指輪の完成です

体験講座の制作時間90分でできる内容になっています(^^)/
温かく柔らかいミツローでいかに美しいひき目をだせるかがポイントです。
最初はなかなかコツをつかむのが大変ですが、何回も引っ張ているうちに良いものができてきます。
出来たミツローは後日シルバーなどに鋳造し仕上げていきます。
実際にミツローに触れてみたいという方はお気軽に蜜ろう彫金教室までご連絡ください(^^)/
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