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カナダからミツローを学びに!

☆ホームページ(インスタグラム)を見て~グローバルな教室になりつつあります☆


Graceさんはカナダ在住のジュエリークリエイターです。

普段はブロックワックスを削って原型を作り作品制作をされています。

ミツロー(Mitsuro)に興味があり、今回教室を上級コース(特別プラン)で受講されました。


初めてミツローに触れるGraceさんですが、普段から物作りされているので手先が器用で飲み込みがとても速かったです。


説明は基本的に英語です。しかしながらほぼほぼこちらサイドは英語が話せず、会話をつなげるのはスマホの翻訳アプリ。筆談ならぬスマ談、とても新鮮な教室となりました。


最初の画像は基本的なひき目の作り方を説明しているところで、2枚目の画像は手びねりでミツローのバラを作っているところです。ミツローはひき目だけでなく手びねりでも造形が可能な素材です。



ミツローの調合です。家に帰っても自分で作れるよう丁寧に作り方を教えます。

ミツロー調合は焦ってはいけません、じっくりコトコトが肝心です。



完成したミツロー作品を厳選し湯道(金属が流れる通路)を立てます。

ワックスペンが作品にあたると作品が溶けてしますので、緊張する時間です。

作品と湯道をしっかりとくっつけます。


ミツローは気温が高いと柔らかくなり重力に従い形が歪みます。

逆に気温が低すぎるとカチカチに硬くなり、すこしの刺激でぱきっと割れてしまいます。

そうならないためにキャストに出す前は冷蔵庫で極力触らず保管します。



キャストから作品が無事に帰ってきました。

画像手前3点は10KYGで、そのほかはSILVER925です。

ここから彫金の時間となります。



湯道を切ることで作品にゆがみなどの影響がでそうなところは糸鋸で切り、影響がなさそうなところはニッパーを使って湯道を切ります。

湯道と作品の接点ぎりぎりを狙って慎重に糸鋸をひいていきます。



キャスト時にでた石膏の型境をバリといいます。

バリは大きく分けてひだ状のものと玉状のものがあります。

作品にくっついたバリをひき目をつぶさない程度に金やすりやモーターハンドピースなどを

使って取り除いていきます。



ガスバーナーを使い金属同士くっつけたい場所や穴の開いた場所(巣)を埋めるためにロー付けをします。

ロー付けとは、接合するところよりも融点の低い合金をとかして接着剤として用いることにより、本体自体を溶かさずに複数の金属を接合する溶着の一種です。

ガスバーナーの火加減に注意し、本体が溶けないよう気を配りながらローを溶かします。



全体的に作品のバリがとれ、巣も埋まったら、鋳肌を整えるためサンドブラストをかけます。

細かな砂状の石英を鋳肌に吹き付けることで、均一で美しい鋳肌になります。



K10YGのリングを黒色仕上げします。

よく汚れや油脂を落とし、専用液に入れます。

ひき目の溝はより黒くなり、立体感が生まれ味のある表現となります。

そのあと表面を重曹でこすると、かたちの出ているところは黒味が消えて地金の色が露出し、光っていきます。



仕上げに入ります。

作品にヘラを押し当てながら前後に動かすと表面に光沢が生まれます。

絵を描くかのごとくヘラを動かし、好みの輝きにしていきます。

ヘラで磨く工程は、ほとんど手で行うので時間がかかり力も使いますが、繊細な動きができるので芸術的で立体感のある仕上がりにすることができます。



ひき目リングが完成しました!

とてもキレイにひき目が出ています。

K10YGの黒仕上げの磨きも味わい深くかっこいいですね!



レッスンの最後に講評会をして、講師陣と記念写真をパシャリ!


楽しい時間を過ごすことができました。今後の制作活動期待しています!



P.S.


今回は通訳できる方がいなかったため言葉の壁が高くそびえ、日本語特有の微妙な表現(感覚的な表現)を英語で表すことがいかに難しいかを痛感した内容となりました。

しかしながら、現代社会の技術は素晴らしく、なんとかスマホアプリでの会話が成立したように感じます。下の画像はスマホに話しかけて翻訳変換しているところです。



最後にGraceさんにお答えいただいたアンケート内容を抜粋して載せたいと思います。


①今回の蜜ろう彫金教室上級コース特別プランはいかがだったでしょうか?


I loved it! For me, I wish the course is a little longer because I think I still need to practice more. It is very easy to start but it is also hard to understand the Mitsuro wax and be good at pulling the perfect Hikime. However, overall I had a really good experience!

私はそれが好きだった!私にとっては、まだもっと練習する必要があると思うので、コースがもう少し長ければいいのにと思います。始めるのはとても簡単ですが、ミツロウワックスを理解し、完璧な引目を引くのが上手になるのは難しいことです。しかし、全体として、私は本当に良い経験をしました!

② レッスンの回数 (時間) は多かったですか? 少なかったですか?


I think for someone as ambitious as me (trying to make many pieces), it takes longer to pull waxes and polish, so I wish there are more hours. But for a beginner, I think there are enough hours.

私のように野心的な人(多くの作品を作ろうとしている)にとっては、ワックスを引っ張ったり磨いたりするのに時間がかかると思うので、もっと時間があればいいのにと思います.でも初心者には十分な時間があると思います。


③ 講師の対応はいかがでしたか?


The lecturer's responses are good! I think because of my language barrier, I was not able to ask more questions in depth, but I imagine I would have if I had spoken Japanese. Everyone was very patient with me throughout the whole process so I really really appreciate that.

講師の対応が良い!言葉の壁のせいで、これ以上深く質問できなかったと思いますが、日本語が話せていれば質問できたのではないかと思います。プロセス全体を通して、誰もが私に非常に辛抱強く対応してくれたので、本当に感謝しています。


⑤ 教室にご要望など改善したほうが良い点はありますか?


No, everything was good!

いいえ、すべてが良かったです!




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